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2015年10月20日火曜日

砂防遺産



産業遺産とか記録遺産とか、後世に遺したいものが脚光を浴びている。

要は遺構や記録の中から何を学び、どう活かしていくかであるが、
世の中にはいろいろな遺産があることに気づかされる。


「砂防遺産」という言葉を目にした。
長野県松本市の鉢伏山には石積みの水路や堰堤など西洋の技術を取り入れた
土砂災害を防ぐための治山事業の遺構などが数多く残っている。

そうした地域の歴史を見直し、先人の志と技術を知ってほしいということで、
地元有志でつくる「牛伏鉢伏友の会」を中心に活動が続けられている。

明治政府は1885(明治18)年、鉢伏山全体を改造する大事業に着手し、
全長8,3キロの石積み水路や170基以上の堰堤を築き、92万本の木を植えた。

かつては草木が生えない荒涼とした傾斜地で山崩れなども起こったそうだが、
その事業のおかげで、今日まで土砂災害などは起こっていないとか。

製鉄とか炭坑とかに比べると治山治水事業は地味ではあるが、
自然災害から人命や土地財産を守ってきたという役割は大きい。

http://mainichi.jp/area/nagano/news/20151007ddlk20040014000c.html
松本 牛伏鉢伏友の会 「砂防遺産」楽しもう

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