「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年4月19日火曜日
集中緩和策
イベント等が行われると、ふだんは静かな街が活気に満ち、
人や車の往来が激しくなる。
活気が出るのはいいが、渋滞や騒音やゴミなどの問題が出てくる。
長野県上田市で行われた桜まつりには、例年以上の観光客で賑わった。
NHK大河ドラマ「真田丸」の効果もあり公園北側の市営駐車場は満車。
市街地の民間駐車場は空いているのに…
花見はじめイベントでは、できる限り現場の近くに駐車したい、
というのはだれもが思うことで、やや遠目の駐車場は空いてしまう。
そこで、市の職員は人海戦術で、空いた駐車場への誘導看板を設置、
また、1時間おきに市街地を巡回して、駐車場の空き状況を
市のホームページに掲載するという対応をとっている。
さらに、シャトルバスの本数を増やすといった手を打つなどした。
結果、目立った混乱がなく桜のシーズンを乗り切ったので、
今月末からのゴールデンウィークもこうした作戦で臨むのだろう。
賑わすというのは足してやる、満たしてやるということだそうだ。
早く駐車したいという観光客の心を満たすことをやり続けることで
賑わいが生まれてくる。
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20160416/KT160415GKI090019000.php
上田市「分散駐車」誘導策
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