「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年4月26日火曜日
若手作家で活気を
過疎を解消するために、いろんなアイデアでもって地域を
元気にさせる策がすすめられている。
官主体のところもあるし、民の力のみでがんばっている所もある。
富山県中新川郡虫谷に昨年、川原さん親子が移住してきた。
夫・隆邦さんは和紙職人で、ミラノ万博に参加するなど
活動の場が広く、妻の陽さんは陶芸家である。
そして、高岡市の漆職人・荻野剛司さんも、自然豊かな里山で
創作活動をしたいと近々移り住む。
さらに、千葉県の会社員青山大地さんは空き家を譲り受けた。
空き家は別宅だが、一部を作家らの活動に開放する。
この3人は、いずれもIターンだが30代と若い。
「立山青山共同創造舎」と名付けられた青山氏の別邸から、
どんな情報が発信され、受信した人たちがどんな反応を示し、
過疎の地域に集まってくるか楽しみだ。
アート系の人が集まる芸術村的な地域おこしはよく耳にする。
しかし、実際のところ地元住民と一体となって地域がにぎわい
より豊かなムラとして発展し続けているのは何割くらいだろうか?
ぜひ、モデルとなる地域の創造を行って欲しい。
http://webun.jp/item/7270728
過疎の里山、活気戻った
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