「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年4月4日月曜日
いい人に、注目
3月24日に配信した本誌346号で、滋賀県生まれの戦国武将石田三成
について、滋賀県がPR動画を作ったと書いた。
動画が大きな反響を呼び、滋賀県では3月26日にシンポジウムを開催。
こちらも600人の定員に対して800人を超える応募があり、
中には関東・東北・九州からの参加者もあった。
とりわけ、歴女と呼ばれる20~30代の女性が多かったという。
パネルディスカッションでは歴史好きアイドル小日向えりさんが、
「三成の利他の精神は、まさに近江商人の三方よし。
自分が、自分が、となりがちな今の時代だからこそ
三成のような生き方をしたい」と熱弁をふるった。
また、PR動画の方は3月27日から第2弾が放映されているが、
すでに30万ビューを超えている。
こうした盛り上がりを活かし、5月14日からは彦根、米原、長浜の
3市でつくる三成会議主催で「MEET三成」という企画展を開催する。
個性が強い、いわばキャラが立つ人物は一発大化けはするが、
イメージの固定化でマンネリとなってしまうことが多い。
その点、噛めば噛むほど味がありそうな三成は注目され続けそうだ。
https://www.youtube.com/watch?v=yAaNoci3_FQ
石田三成CM<第二弾・総集編>
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