落語というと江戸か上方というイメージが強く、寄席も圧倒的に多い。
地方だと有名な落語家が年に一回か二回、文化センターのような所で
高座に上がるくらいのものだ。
今月11日、沖縄県南風原町本部の古民家で寄席が初めて開催された。
企画したのは南風原町観光協会で、昨年12月と今年1月にも、
町内で落語のイベントを開催している。
当日は桂伸三さん、笑福亭羽光さん、春風亭柳若さんが高座に上がって
軽妙な語りで笑いをとった。
聴衆の反応も良く、観光協会では落語を町おこしの取っ掛かりにできないかと
あれこれとアイデアを練っている。
文化というのは基本的に発祥の地を中心に広がっていく傾向があるが、
ある時偶然に関係のない土地に文化の花が開くことがあるかもしれない。
実際、沖縄ではなじみの薄い落語だったが、こうした企画を通して、
古民家寄席がどんどん増えていくかもしれない。
「なじみがないからやらないではなく、まずやってみる。」
町おこしには大切なキーワードである。
http://this.kiji.is/117716502271378941?c=75768590128873475
古民家寄席が好評
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