昨日はリンゴの話だったが、今日は同じフルーツでもイチゴについて。
年が明けて新年は2015年。下二桁、つまり15はイチゴ年と無理に読ませる。
すると、イチゴ年はなんと甘さと香りで世界制覇を狙うイチゴの頂上決戦が
くりひろげられるのではないかと「とちおとめ」の産地栃木県が息巻いている。
同県はイチゴの作付面積(13年連続)、収穫量(46年連続)、出荷量(43年連続)、
産出額(18年連続)の部門で日本一の座に君臨しているイチゴ王国なのである。
代表品種「とちおとめ」は品種登録から19年もたっているのに、
現在も国内シェア1位。レスリングの吉田沙保里選手のような存在である。
しかし、「とちおとめ」をチャンピオンの座から引きずり降ろそうと、
福岡県が絶対王者となるべく育ててきた「あまおう」が追い上げてきている。
「あまおう」はその名の通り、あかい、まるい、おおきい、うまいと
四拍子そろった自慢のイチゴで首都圏でも人気が高く虎視眈々と王座を狙っている。
ほかにも「さがほのか」「紅ほっぺ」「やよいひめ」など強力なライバルが
しのぎを削っている状態だ。
そこで、栃木県では「とちおとめ」が君臨しているうちに後継者をということで、
他の追随を許さないプレミアム感の強い「スカイベリー」の投入体制をつくった。
「スカイベリー」は、より大玉で、より甘くジューシーな味わいということで、、
東京都中央卸売市場大田市場での初値は最高級品に1パック2万円がついた。
ネーミングの由来は、群馬県との境にある日本百名山「皇海山(すかいさん)」で、
大きさ、美しさ、おいしさがすべて大空に届くようにとの願いが込められている。
スカイベリーは延べ10万株のなかから選ばれたという超エリートでもある。
このイチゴ頂上決戦、天下を取るのはどれだ!
http://www.tochigi-skyberry.jp/
スカイベリー
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