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2015年1月5日月曜日

暮らしの中のいやしと楽しみ

年が明けて歌舞伎や落語といった古典芸能にひたる機会が増え、
芝居小屋や寄席は大賑わいである。

こうした芸能のルーツはいろいろあるが、
その目的とするところは、見る人にひとときのいやしと楽しみを与えること。

とりわけ農村で生まれたものは豊作を祈願したり、
豊作だったことへの感謝の気持ちと慰労の意味で舞い踊ることが多い。


兵庫県の神戸といえば農村とは関係ないみたいなイメージを抱くが、
北区と西区には計4箇所の農村歌舞伎舞台がある。

桟敷席などのちゃんとした客席があるわけではなく、
観客は舞台の外の青空天井の境内から芝居見物となる。

演目は「鳴る神」とか「白浪五人男」など歌舞伎座にかかるのと同じだが、
役者さんは尾上○○さんとか市川○○さんではなく保存会の面々。

女性が演じてもOKで、女性5人の白浪五人男になったりもする。

格好つけない、もったいぶらない。
いわゆる、ありのままの舞台でありのままが演じ続けられている。


無論、向上心も高く、農村歌舞伎の演じ手等の発掘・育成を目的として地域団体が、
農村歌舞伎体験教室を開いたりしている。

歌舞伎のけいこを中心に、道具にふれたり、化粧など、幅広く体験することができ、
先々農村歌舞伎出身の役者さんが歌舞伎座の舞台に立ったりするかもしれない。

それはさておき、地域にのこされた施設をおおいに活用して、
地域を明るく、楽しく、元気にしていこうとする取組みには大きな拍手を送りたい。

http://blog.livedoor.jp/pegasus2011-nousonkabuki/
神戸農村歌舞伎保存会

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