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2015年1月30日金曜日

忍者でござる

日本三大忍術伝書というものがあり、そのひとつが1681年に名取三十郎正澄が書いた
「正忍記」で、忍者に必要な装備や技術、心得などが記されている。

忍者といえば伊賀、甲賀を連想することが多いが、なにもこの二つだけではない。
和歌山県=紀州にも紀州忍者がいて、和歌山市は紀州忍者の情報発信に力を入れている。


先に記した「正忍記」は紀州忍者の教科書になったとの説もある。
2012年に正忍記の著者である名取三十郎の墓石や位牌が和歌山市の恵運寺で見つかった。

この紀州忍者の指南役とも言える名取三十郎をキャラクター化しようとか、
正忍記を子どもでもわかるように絵本化しようといったことが検討されている。


さらに、イギリス在住で日本の兵法研究家であるアントニー・クミンズさんを招いて、
講演会を開催し、「忍び」の本質を語ってもらったとか。

本来、日本人の研究家が講演すべきなのだろうが、忍者はじめ日本の武術や美術などは
外国人愛好家が多く、本家本元以上に詳しくうんちくに富んでいるということなのか。

そのクミンズさんは「忍者の空想的なイメージではなく、本物がどんなものだったのかを
伝えたい」と、本質を見極めようとする姿勢に貫かれている。


地域おこしのために難解な部分はあまり表に出さないで、キャラクターや絵本など
ゆるくやさしい流れで誘導しようという方法もわからないではないが、
本質部分ときっちり向かい合っておかないことには一過性のものになってしまいそうな…

手裏剣をビンビン投げまくるより、藩主の特命を受けての諜報活動とは
どんなものだったのか、リアルな世界に迫ったものに心ひかれることもある。

http://www.sankei.com/west/news/130509/wst1305090084-n1.html
“紀州忍者”の墓石発見のきっかけは英国人研究者!

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