「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年5月11日月曜日
伝統を学び、伝え、広げる。
家ができあがるまでを見ていると、いろんな人が関わり、いろんな材料を使い、
いろんな道具で仕上げていくんだなというのがわかる。
現代はユニット工法やプレカット技術などで現場よりも工場や製材所で、
すでにパーツができあがってしまうことも多い。
しかし、昔の工法に着目し伝統的な建築技術を学び、伝えていこうという人もいる。
熊本県八代市の八代建築協同組合は「やっちろ版職人塾」を始めた。
40代以上のベテラン職人が講師を務め、3ヶ月に1回位のペースで勉強を会を開く。
先月は礎石にじかに柱を建てる「足固め工法」で、木組みの模型を使って学んだ。
こうした勉強会を開くと、当然のことながら知らなかった技術の習得とともに、
その場に集った人たちの間で交流が生まれてくるのが大きい。
学び、伝え、広がっていく連鎖をいかに生み出すか。
これはなにも職人世界の話ではなく、サービス業にも必要な視点である。
https://kumanichi.com/news/local/main/20150419006.xhtml
伝統の木造技術学ぼう
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