「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年5月25日月曜日
蓮の花をめで、蓮そばを味わう
そろそろうっとおしい梅雨の季節となるが、雨の中に凛と咲く花は元気をくれる。
蓮の花もそのひとつで、薄紫の大きな花がポコンと咲く姿はほほえましい。
蓮根と書くように、蓮の根はシャキシャキとネバネバ感が同居するレンコンである。
こちらも、なかなかの味覚で心を満たしてくれる。
では、蓮の花を目で楽しみながら、レンコンで舌を満たすというのはいかがなものか、
ということで、三重県津市の飲食店運営会社と四日市市の製麺会社がコラボして、
レンコンを使った「蓮そば」を考案した。
粉末加工したレンコンをそば粉と練り上げたモチモチした食感が特徴の蓮そばは、
カツオと昆布で取っただしで、あっさりした味付けになっている。
この蓮そばを出すのは真宗高田派本山専修寺境内にある高田会館の中にある
「お食事処あかり」である。
専修寺では2005年頃から蓮の花の再現に取組み、
今では池一面に蓮の花が咲き観光客も上昇傾向にある。
また、地域住民も蓮の花を植え、蓮の町をアピールしようと一生懸命だ。
そうした中での蓮を使った寺内町のまちおこしというのがおもしろい。
http://www.yomiuri.co.jp/local/mie/news/20150520-OYTNT50120.html
蓮そば
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