「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年7月4日土曜日
20秒の祭り
お祭といえばお神輿で威勢よく繰り出したり、伝統芸能が披露されたり
心ウキウキわくわくし、祭りによっては日をまたがるものもある。
ところが、長野県岡谷市と塩尻市の境にある塩嶺御野立公園で開催される
塩嶺御野立記念祭はわずか20秒で祭りが終了する。
日本一短い祭りともいわれているが、そもそも祭りが始まったのは、
明治天皇が1880年(明治13年)6月に、昭和天皇が1947年(昭和22年)10月に
塩尻峠に訪れたことを記念してというもの。
塩嶺御野立公園は市境にあるので岡谷・塩尻両市の行政・観光関係者が
公園に参列して、明治天皇巡幸記念碑に向かって一礼し、これでおしまい。
祭りの後の懇親会はあるものの、祭り自体はおよそ20秒。
世界一短い祭りということでギネスに申請したが、まだ承認されていない。
https://www.youtube.com/watch?v=e88-vEcv7wk
午前10時に「一同、礼」の掛け声に合わせて一礼
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