「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年7月10日金曜日
県庁ゲームノミクス研究会
「Ingress」というグーグルが無料提供しているオンラインゲームがある。
スマホのGPSを使った、いわば陣取りゲームで、参加者は青か緑の陣営に所属し、
地図上に指定されるポータルという場所を実際に訪れてアイテムを手に入れる。
ポータルは歴史的建造物やモニュメント、あるいは地元住民しか知らないような
特別の場所なども指定することができる。
このゲームを観光や地域活性化にに利用しようしていこうと
岩手県庁ゲームノミクス研究会は継続的なイベントを展開している。
昨年11月から今年の6月までに3回開催し、先月のイベントでは県内外から
203人が参加し、参加した人の多くが20~30代の若者だった。
また、今回のイベントでは盛岡八幡町で開催される「八幡ぽんぽこ市と連携し、
わんこそばや地酒を楽しんもらうなどの工夫もほどこした。
参加者の約半数は県外の人たちで、盛岡に対して発見があったり、
親近感をいだいたり効果としては大きかったようだ。
ちなみに、この岩手県庁ゲームノミクス研究会は55歳の会長を中心に
20~40代の県庁マン有志10人ほどで構成されている。
こうした熱い想いで地元のために頑張る県庁マンがどれだけいるかによって、
自治体の未来は大きく変わっていくにちがいない。
http://www.pref.iwate.jp/kouchoukouhou/031399.html
岩手県庁ゲームノミクス研究会
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