「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年2月12日金曜日
炭焼きに奮闘中
地域おこし協力隊員はじめ地方に住みついてがんばる人がいる。
文科省の協力団体が組織しているのは「緑のふるさと協力隊」。
「緑のふるさと協力隊」は、農山村に興味をもつ若者が、
地域再生に取り組む地方自治体に一年間住民として暮らしながら、
地域密着型の活動に携わるプログラムです、とある。
農業や林業、地域村おこしに関わったり、海外で活動している人もいる。
高知県高岡郡越知町の小日浦地区は現在3世帯5人が暮らしている。
かつては100人以上が暮らしていた同地区も、今や限界集落となった。
ここで炭焼きの復活に取り組んでいる隊員がいる。
21歳の重松恵さんで、彼女は地域で受け継いできた技を残し、
再び人が集まってくる活動をということで炭焼きに挑戦している。
窯はできあがったものの、実際に炭焼きをやってみると、
原木の並べ方や火かげんがむずかしく、まだ技を継承できていない。
任期は1年で今年3月がタイムリミットだが、残留も検討中だとか。
わずか1年の間に思っていた通りの成果を挙げることは難しいだろう。
それでも、いろんな地方に若者が情熱のみで体当りする姿は頼もしい。
http://www.n-gec.org/activities/furusato.html
緑のふるさと協力隊
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