「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年2月3日水曜日
ちょいと、若旦那
若旦那、落語の世界ではお人好しの二代目さんで放蕩三昧、
吉原通いで身上を持ち崩し、とうとう家を追い出される役どころ。
今どき、そんな脳天気な若旦那は少ないと思うが、
若女将という言葉の方がバリバリのやり手、という印象が強い。
福島県は震災後の風評被害で、今も震災前のにぎわいを取り戻せない
商店や施設が多い。
そんな中、県北の温泉旅館の若旦那さんたちがサミットを開いた。
福島県の魅力向上と発信を目的に開いていて、今回で3回め。
今回はこれまでの活動の総括と今後のプロジェクトの活性化が議題。
新しい地域ブランドである「若旦那」を広げるためにどうするか?
などといった議論が交わされ、アイデアを出し合った。
フリーマガジン「若旦那図鑑」といったものも発行されていて、
活動内容についても細かく記されている。
今は着物を着て帯を締めた若旦那衆だが、
もろ肌を抜いで必死に頑張っている姿を見てみたい。
http://wakadan.com/news.html
若旦那図鑑
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