「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年2月23日火曜日
温泉フリー
ここ10年くらいだろうか、ネットビジネスはじめ商いのコンセプトに、
フリー=タダを据えて展開する企画が増えたように思う。
プロバイダーを乗り換えれば最初の1年間はフリーですよ、
などともちかけられると、安くなる上に1年間タダなのかと契約する。
通販の世界でも、2個申し込むと1個おまけしますという誘い文句に、
最初から1個の予定でも2個頼んでしまう。
決して目新しい企画ではないのだが、フリーは人の心をとらえやすい。
石川県加賀市には山代温泉、山中温泉、片山津温泉と名湯が並んでいる。
その名湯を4箇所、無料開放する「タダ湯めぐり」が好評だ。
ただし、だれでもタダというわけではなく、19~22才の若者限定。
期間もいつでも利用できるのではなく、今月12日から来月31日まで。
昨年8~9月に第1回のタダ湯めぐりが開催され、期間中2401人が利用し、
街中は若者でにぎわった。
今回は冬場の閑散期で大学生の卒業旅行などを視野に入れているが、
湯けむりの街を若者は闊歩してくれるだろうか。
http://www.yomiuri.co.jp/local/ishikawa/news/20160209-OYTNT50101.html
「タダ湯」若者の心つかむ 加賀温泉郷
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