「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年2月26日金曜日
えんがわ
島根県浜田市で「くりすさん」「先生」「縁側のおばちゃん」などと
呼ばれている女性がいる。
彼女は2004年6月に、子どもから高齢者まで地域の人たちが気軽に集える
「浜田のまちの縁側」を始めた。
いろんな世代が気軽にコミュニケーションをとることで、
結びつきを深くし、ご近所力をアップしようという試みである。
週2回の「みんなの居場所」、月1回は「縁側カフェ」、
さらに不定期で開かれる「わんでいしぇふ」などメニューもいろいろ。
あくまでも、くりすさん個人の活動であるから、
継続していくためには極力お金をかけないこと。
地道な活動であるが、地域にどれだけ根付いているのか、
利用している側の本音の部分はどうなのか。
聞こえてこない、見えてこない部分もある。
生半可な気持ちでは、こうした活動を継続していくのはむずかしい。
http://www.hamayori.jp/modules/shop/index.php?action=MainView&shop_id=1234
浜田のまちの縁側
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿
お気軽にメッセージをお寄せください。