「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年7月21日木曜日
話す自販機
町中と言わず地方にも、いろんなところに自動販売機が設置してある。
では、日本全国にいったい何台くらいのあるのだろう?
社団法人日本自動販売機工業会の2014年度版のデータによると、
自動販売機の合計は3,777,700台となっている。
両替機やコインロッカー等は自動サービス機という分類で、
上記の数字には含まれていない。
自動販売機の中でもダントツ多いのは飲料自動販売機で2,568,600台で、
清涼飲料、コーヒー・ココア(カップ式)、酒・ビールとなっている。
コインを投入すれば商品を出してくれるので、人件費がかからず、
自販機だけで生計を立てている人もいる。
近年は自販機にディスプレイを備えたりして情報のサテライト的な
役割を果たしているものもある。
秋田県にかほ市にある自動販売機は、飲料水を購入すると、
ご当地ヒーローである超神ネイガーが「まめでらがぁ~」などと
秋田弁で話しかけてくる。
「おばんです」といったネイガーの言葉に、心がなごむという按配だ。
飲料メーカーダイドードリンコが企画している方言おしゃべり機能付き
自販機で、すでに16種類・13万台が出回っているという。
アンドロイドを作る際、まず姿形、いわゆる見た目がそっくりになり、
声を出すことができ、さらに進むと心まで理解してコミュニケーションが
とれるようになっていく。
その進化の初期段階ととらえられなくもない。
http://www.dydo.co.jp/corporate/jihanki/communication/talk/index.html
おしゃべり自販機紹介
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