「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年7月1日金曜日
歌うボランティア駅長
昔は車内がなごむようなアナウンスをしてくれる運転手さんとか、
だれよりも元気な声で朝のあいさつをしてくれる名物駅長さんがいた。
今はどうかな?と思っていたら、いたいた!
兵庫県加西市の北条鉄道法華口駅の駅長・北垣美也子さんは、
公募のボランティア駅長に就任し、列車の発着のたびにホームに立つ。
発車の際には挙手の姿勢で見送り、到着時には満面の笑顔で出迎える。
駅長は駅の業務だけではなく、駅舎内の一角にあるパン工房の店長も兼ね、
パンを販売するなど精力的に動きまわる。
その北垣さんが姫路市内のカラオケ店で歌っていたところ、
音楽プロデューサーに歌の才能を認められCDデビューをもちかけられた。
最初は戸惑ったものの、音楽を通じて地域の方を元気づけられればと快諾し、
「生きるって素晴らしい」など3曲を収録し発売する運びとなった。
発売を記念して、今日7月1日北条駅と栗生駅を折り返す北条鉄道の列車内で
CD発表コンサートを開く。
https://www.kobe-np.co.jp/news/hokuban/201606/0009228718.shtml
北条鉄道 女性駅長が歌手デビュー
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