「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年7月22日金曜日
城から学ぶこと
全国各地にお城があり、そのまちのシンボルとして人々に愛されている。
外観の美しさもさることながら、石垣やお堀や庭園など城郭を取り巻く
施設全体のすばらしさにも圧倒される。
島根県の名城といえば松江城。国宝にも指定されている。
この松江城の魅力を親子で深く理解しようと、先般「まつえ城学」が開催された。
まつえ城学は、島根県内の企業78社が展開する「国宝松江城を守り、伝える」
キャンペーンの一環で、歴史はもちろん築城法、文化などを学ぶもの。
まず、松江市歴史館の専門官による城についての解説を聞いて周辺を散策。
散策する中でお堀の役割や石垣に刻まれた刻印の意味、最上階の通し柱の
秘密などを学んでいく。
さらに座学では、紙芝居を使って敵の侵攻を防いだ「鉤型路」のことなど、
新たな発見が加わった。
和菓子を食べながらおいしい煎茶の煎れ方を学ぶ茶学などもあり、
参加した人たちからは大いに勉強になったという声が聞かれた。
茶学のように食学、庭学、刀剣学などいろいろ分岐させていけば、
城学から地域の魅力がどんどん引き出せるかもしれない。
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=560170004
国宝松江城の魅力学ぶ
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