「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2016年7月27日水曜日
早道之者(はやみちのもの)
外国人に人気のある日本独自なものとして、忍者が有名である。
忍術を修得しようと日本の道場へ通う外国人もいる。
忍者といえば、伊賀・甲賀というのが一般的ではあるが、
青森の津軽藩にも早道之者と呼ばれる忍者集団がいた。
早道之者は、延宝2年(1674)に創設。4代藩主津軽信政が江戸において
近江国甲賀郡出身の中川小隼人を200石で召抱えたのがきっかけとなっている。
この忍者集団・早道之者の詳しい調査や、習得していた古武術などを、
外国人観光客などに発信しようと青森大学に忍者部が結成された。
大学公認の忍者部というのは全戸で初めてだそうで、
部員16人は全員薬学部の面々だ。
忍者は薬の知識も相当なものだったらしく、忍者部も当時の薬を研究したり
古武術の稽古に一生懸命取組んでいる。
先般、青森港に入港した大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の
乗客を忍者姿の部員たちが出迎え、PRの手伝いにひと役買った。
歴史ものも忍者のようなミステリアスなものが入れば、ぐっと楽しくなる。
http://aomoribiyori.com/report/3523/
青森大学で「忍者部」が密かに活動していた
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