「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2017年7月3日月曜日
和紙の文字盤
腕時計といえば、金属製の精密な部品が詰まったイメージがある。
メカの部分はたしかにそうだが、バンドや文字盤には金属以外を使う
という選択肢もある。
時計の顔である文字盤に、土佐和紙を使った最高峰モデルが誕生した。
時計メーカーの老舗であるシチズンが作った「ザ・シチズン」。
シチズンはこの時計を作るにあたり、光をエネルギーに変える
エコドライブを採用し、光を通す文字盤を探していた。
そして、いろいろな素材を探す中で、薄くて丈夫な土佐和紙に注目した。
シチズンから発注を受けた高知県吾川郡仁淀川町にある尾崎製紙所では
紙漉き職人である4代目片岡あかりさんが、通常漉いている和紙の
半分の厚さほどに仕上げて採用が決まった。
和紙は手漉ゆえに同じ模様のものはなく、一点ものという個性を与え、
最高峰の腕時計をより輝かせている。
http://citizen.jp/product/the-citizen/lineup/detail/index.html?seihin_no=AQ4020-54Y
ザ・シチズン 和紙文字盤
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