「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2017年7月13日木曜日
銀山を活かす
島根県大田市にある石見銀山遺跡は世界遺産登録10週年を迎える。
10週年を記念しての特別展示会を開催し、
バーチャルリアリティを使った石見銀山~大久保間の見学体験もできる。
記念式典では銀山近くの神社で映画「たたら侍」のロケを行った
出雲市出身の錦織良成監督と、出演したEXILEのAKIRAさんも
サプライズで登壇し、祝辞を述べた。
一方、兵庫県朝来市の生野銀山にはEXILEにも負けない
スーパーアイドルが今月末にデビューする。
GINZAN BOYSというユニットで、デビュー曲は「ギンギン銀山パラダイス」。
このユニットは銀山の坑道跡に展示してある男性のマネキン人形で、
男女60体ある中から、素質がありそうな若い男性の人形が選ばれた。
まさしく地下アイドルであり、服装も地味で粗末な作業着で、
ヘルメットをかぶっていたり、手ぬぐいを巻いた者もいる。
発案者は昨年4月から朝来市に派遣されている戦略広報マネージャーで、
地下で黙々と仕事に打ち込む坑夫のマネキン人形を見て、
「地下アイドルとして使ってみては」との提案があったという。
世界遺産は登録時にどっと人が押し寄せ、潮が引いていくケースが多いが、
果たして2つの取組みはどうなっていくのが、今後をウォッチしよう。
http://www.ikuno-ginzan.co.jp/ginzan-boyz/
GINZAN BOYS
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