「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2017年7月31日月曜日
読める化
ものづくりやサービスのいろんな分野で、見える化なるものが進んでいる。
では、その前に読めないものを読める化するということも大事だ。
兵庫県の西部に「宍粟市」という自治体がある。
宍粟…はて、なんと読むのかと首をひねってしまう。難読地名である。
同市商工会女性部は3年前からシソの無農薬栽培に取組んでいる。
健康と美容にいいシソを使ってシャーベットなど28種類のスイーツを
開発し、市内の和菓子店や飲食店で販売する。
なぜ、シソなのか?
答えは自治体の名前にあり。「宍粟」は「シソウ」と読むのである。
読みづらい名前をスイーツの素材である「シソ」でアピールしようという
試みで、「しそわらび餅」「しそモンブラン」などが並ぶ。
むずかしい名前ほど一度覚えたら忘れないということもあるし、
シソによる宍粟の読める化がうまくいくか興味深い。
https://www.kobe-np.co.jp/news/seiban/201707/0010377117.shtml
しそスイーツ
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