「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2017年7月6日木曜日
そばとコーヒー
山形県の北東にある大石田町はそばの産地で、大石田そば街道がある。
そば街道は平成11年に結成し、現在14店の手打ちそば屋が加盟している。
およそ130年前に伝来し土着した在来種の「来迎寺在来」を使った
大石田そばはコシがあり、のどごしなめらかな田舎そばの逸品である。
また、100年以上前にブラジルに渡った同町の出身の鈴木貞次郎は
コーヒー園で働き、日本人のブラジル移住に力を尽くした。
どちらも100年以上の歳月が経過しているということで、
大石田そば振興会では両者を結ぶそばコーヒーの開発に取り組んできた。
こうして生まれたのが「おSOBAに珈琲」という商品で、
名物そば来迎寺在来の香りととブラジルコーヒーの味わいを楽しめる。
和と洋のミスマッチな組み合わせみたいに思えるが、
そばとコーヒーの歴史が香るこの秋デビューの新名物である。
https://www.town.oishida.yamagata.jp/kankou/sobakaidou/sobacoffee.html
「おSOBAに珈琲」
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