「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年4月6日月曜日
お手紙じゃ、書いてまいろう
雛菊「月様、雨が…」 月形「春雨じゃ濡れてまいろう」のセリフで知られる
月形半平太のモデルと言われるのが幕末の土佐勤王党の武市半平太。
藩内で対立する公武合体派のリーダーだった吉田東洋の暗殺を企てる。
京都で激しい討幕運動を繰り広げるが、藩主山内容堂の怒りをかって切腹刑に。
激動の幕末に熱い思いで時代を駆け抜けていった半平太だが、
彼は2年弱の獄中生活の間に愛妻や妹に150通ほどの手紙を書いたという。
愛妻冨への手紙の中には「もしこの世で会うことがかなわなければ、あの世で話をしよう」
というなんとも泣かせる文面もあるという。
その半平太の深い愛とおもいやりを学んで、あなたも愛の手紙を書きませんか?
というのが高知市仁井田にある「瑞山記念館」の企画イベントである。
今年は武市半平太(瑞山)の死から150年目で、
記念館では大切な人への思いをつづったメッセージを来館者から応募している。
NHKの大河ドラマで「龍馬伝」が放映された2010年には半年間で1万人以上が来館したが、
近年は年間2000人くらいにとどまっているとか?
メールが主流になりつつある現代に、愛をこめた手書きメッセージは
相手の心に届くだろうか。
http://www.webkochi.net/kanko/sanpo72.php
瑞山記念館
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿
お気軽にメッセージをお寄せください。