「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年4月8日水曜日
動物園の総選挙
今、統一地方選挙で街なかをいろんな候補の宣伝カーが走り回っている。
選挙はなにも人間社会だけではなく、動物園でもくりひろげられた。
長野県須坂市動物園では先月22,23日に今年の動物園の顔を選ぶ代表動物選挙が行われ、
哺乳類と鳥類の中から12候補が出馬した。
立候補した「ルロ」(ルリコンゴウインコ)や「光」(カピバラ)、「クララ」(アカカンガルー)、
「ハク」(シロフクロウ)らの飼育員は立会演説会等で自候補を懸命に訴えた。
4日の告示から22日の開票日まで各陣営とも必死に戦い、結果を待った。
選挙期間中の入園者は7250人、このうち投票した人が3428人で投票率は47.28%。
そして、開票の結果、見事今年の顔となったのは「光」(カピバラ)だった。
得票数は946で、次点のウサギのパンジーが480票。倍以上の票差での圧勝である。
今年の顔となった光は、年間パスポートの表紙を飾ったり園の様々なイベントに出演する。
飼育係という裏方さんに演説させるのが、なかなか粋なはからいである。
http://www.asahi.com/articles/ASH3C3JS9H3CUOOB003.html
須坂市動物園「代表動物選挙」
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