「地方の時代」という言葉はなつかしい。というか、手垢がつきすぎた。 中央VS地方の図式で見られ、ほとんどが地方の負け。 あまり負け続きじゃあ面白くないだろうと、 地方創生などといったおまじないの言葉で政府が地方をなぐさめる。 でも、そんなものはどこ吹く風で、がんばっている人たちがいる。 ないならないで、知恵を出す。知恵がなければ汗を流す。 ちょっと気になる地方をウォッチしてみたいと思う。
2015年6月12日金曜日
お酒で「ごめんなさい」
高知県南国市に後免町という町がある。「ごめん」という名を活かそうということで、
このたび純米吟醸酒「詫酒(わびざけ)ごめんなさい」を発売した。
私たちはふだんの暮らしの中で、なにかしら迷惑をかけたりしていることが多々ある。
その時に素直に「ごめんなさい」と謝れればいいが、そうではない時もある。
そうしたお詫びをする際に「ごめんなさい」を一本ぶらさげて謝れば、
お互いの心が通じ合うのではないかというところか。
「おつかれさん」とか「ありがとう」と名のついた酒類は目にするが、
「ごめんなさい」のラベルが貼ってあるのは珍しいのではないだろうか。
同プロジェクトを企画推進する「ごめんなさいプロジェクト」実行委員会では、
5月31日を語呂合わせでごめんなさいの日と定め発売記念イベントを行った。
という記事を読みながら、鹿児島県奄美大島の「あやまる岬」という
名前が頭に浮かんだのだが、
こちらは謝るという意味ではなく、綾毬(アヤマリ)がネーミングの由来だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150605-00000009-minkei-l39
「詫酒(わびざけ)ごめんなさい」
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これは素晴らしいアイデアですね。
返信削除私の場合、会社辞めたら、この酒を持ってお詫びの行脚の旅に出ようと思います。
あと、こんな人生にしてしまった自分自身に詫びを入れるため、たくさん飲ませてあげようと思います^^;
トンベさん
返信削除こんにちは。お詫び行脚の旅と自分自身への詫び、いずれにしろ飲みまくるということですか。よいですねえ。鹿児島も行脚の旅のルートに入れておいてください。
こうしたアイデアって、私自身はそれほど素晴らしいというふうには思わないのですが、実際「ごめんなさい」は全国から注文殺到ですって!
当地には「極楽」という名の土地があるのですが、この名を借りて商品を開発すれば売れるかもしれませんね。
御免→詫酒に発想の小さなジャンプがありますね。
削除確かに長年の無沙汰をお詫びしなければ。
極楽宿、極楽湯、極楽酒、一大テーマパークができそうですね。
少なくとも飲むと極楽に行ける極楽酒はすぐにでも商品化を!
そうですね。極楽って、な~んもないんですよ。だから、モノから断絶されたほんとうの意味での極楽の地なのかもしれません。
返信削除それと、当地には「大当」という集落があり、ここは宝くじや馬券やパチンコなどギャンブルの聖地として売り出そうかな。こういうヨコシマな私はバチが当たりそうですが…
極楽に大当のコラボというのが考えられますね。
返信削除で、外れた人には御免に行ってもらう^^
おはよう!
返信削除なるほどコラボという合わせ技、いいですね。
「大当」で当たった人は「極楽」を経て、「二連」とか「宝連」とか
連チャン性の高い地域で願をかける、とかですね。
全国の縁起のいい地名を全部抜き出して、
1回当り、2連当たり、たまに当たり、ハズレっぱなしなど
タイプ別に願かけ地域とルートを開発する。
それでも当たらない人は、せっかく来てくれたから
ふるさとなんちゃらギフトみたいなものを差し上げる、
というのであれば、イケルカモね。
宝くじ買うより、こんな願かけツアーを開発して
旅行会社に売り込んだほうがもうかるよ。
それでは、企画、よろしくお願いします。
返信削除あと、俗欲に目が眩んだ人たちに穢されないか、心配な面もありますが、最近はやりの全国のパワースポットとも組み合わせて、さらなる強運を目指すというのはどうでしょう。
あと、ギャンブラーだけでなく、起業家向けというのもいいかもしれませんね。まあ、起業して3年後には90%が廃業または倒産ということですから、ギャンブルと同じですね。
パワースポットですか。これも調べてみると、神社などは霊験とか奇蹟といった「昔の都市伝説」があって、そこに現代の都市伝説が組み合わされて祀りたてられるという構図ですね。ネパールのクマリみたいな生き神様を祀っているパワースポットがありませんか。
返信削除起業家向けはおもしろい。三井三菱といった財閥系企業も社屋に神社があったりしますもんね。MBAを取った若いIT起業家でも、迷った時は神頼み、でやっている人も多いんじゃないでしょうか。トンベさんところの木を使って特製の御神体とか神像仏像の類を造りましょうか?
うーん、生き神様ではありませんが、パワーがあって元気付けられるという人は周りにいますね。青い鳥ではありませんが、案外大事なものは身近にある、さらに言えば自分の中にある、と言ってしまえば、元も子もありませんね。
返信削除親戚で木彫りで仏像を作っている人がいます。が、数ケ月に一体です。3Dカッターとかあると、いいんですが、機械では心が入らないですよね。