病院や薬が好きな人もいるとは思うが、できることなら縁遠い方がいい。
歯医者さんなんかも、ギギィ~という音だけで足が遠のいてしまう。
とりわけ、子どもたちにとって歯医者さんの扉を押すのは気が重いらしい。
そこで、富山市栄町の「あすなろ小児歯科医院」は、おとぎの国にした。
玄関を入ると「あすなろ王国へようこそ。ここは魔王に操られた
プラーク大王が君たちの仲間をさらい…」とテーマパークの一室に
入ったようなナビゲーションが待っている。
あすなろ王国に入った子どもは、おとぎ話に出てくる森の小部屋で
音楽に合わせて歯磨きの練習をしたり、魔女やメイドに付き添われて
診察の部屋へ向かったりで、悲痛な顔は微塵もない。
院長の佐野正之さんは20年ほど前から、毎月通いたくなる病院を構想、
若手芸術家に呼びかけて王国を造りあげた。
王国には歯科衛生士の他にピアニストや大道芸人などもいて、
一度来たら二度も三度も訪れたくなる。
国内外から視察が相次ぎ、東南アジアにも王国を造る計画が進行している。
http://www.dental-plaza.com/event_info/asunaro2016/
スゴすぎ「あすなろ王国物語」
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