適食とケアで長生き
暴飲暴食でちょっとした病気や怪我は自己診断で治してしまう人と、
食事や睡眠に気を使い、常々心身の変化にも敏感でケアを欠かさない人。
果たしてどちらが長生きだろうかと考えた場合、後者に軍配を上げたくなる。
愛くるしい仕草や表情で人気者コアラは、日本に42匹いるという。
兵庫県南あわじ市八木養宜上の農業公園「淡路ファームパーク・イングラ
ンドの丘」で飼育されているメスのコアラ「ひかり」と「みどり」が、
今月1日に20歳を迎えた。人間で言えば100歳にあたる。
さらに同園には、昨年5月に20歳になった国内最高齢のメス「みなみ」もいて、
3匹の長寿コアラがいることで、他の飼育施設を圧倒している。
なぜこれほどまでに長生きかというと、ひとつは食糧事情、そしてケア体制。
コアラはユーカリの葉を常食とするが、コアラによって好みがあるとか。
ひかりは好き嫌いが少ないのに対して、みどりはグルメ志向。
飼育員はそれぞれの好みに合わせてユーカリを与えている。
さらに、ひかりは老化によって筋力が衰え木の枝から落ちることも想定し、
止まり木の高さを低くし、定期的に指のマッサージをしてもらっている。
来園者から寄せられた誕生祝いのメッセージは300通以上、
そうした園外からの愛も長寿の秘訣なのかもしれない。
http://www.england-hill.com/animal/koala/
イングランドの丘のコアラたち
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