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2017年2月8日水曜日

カラミ再利用



金山、銀山、銅山などの鉱山から出た鉱石は精錬された後にカスが出る。
金グソである。鉱滓(コウサイ)とか鍰(カラミ)などと呼ぶ。


秋田県の阿仁鉱山の歴史は古く、金、銀、銅などが掘り出され、
江戸時代の亨保年間には銅の産出量日本一となった。

多い時には幕府の御用銅の約半分が阿仁鉱山のもので占められ、
鎖国下において唯一外国に扉を開いていた長崎から海外へ輸出された。

近年まで産出を続ていたが、1987年、資源の枯渇により休山となった。
産銅の後には、先に書いたカラミが残る。

生野鉱山周辺の家では、土台や塀、水路、 公園のベンチなどに
カラミを使っているという。


そして、秋田では陶芸家の田村一さんがカラミに目をつけた。

カラミには微量の金属が含まれていて、釉薬として使うと、
その金属が化学変化を起こして思いもよらぬ色彩や模様を生み出すという。

秋田ならではの素材で焼き物を作りたいと願う陶芸家の思いに、
捨てられ忘れられようとしていたカラミはどんな輝きを見せてくれるのか。

http://sawagikyou.holy.jp/nature/field/mineral/01_yamato/Roite_04.html
カラミの山(大和鉱山)

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